海外旅行用eSIMは日本で設定しても大丈夫? eSIM設定のタイミングと開通開始の認識を間違えると損をする理由!

 「eSIMはどのタイミングで開通(利用開始)するの?」

 多くの方からいただく疑問を徹底解説します! 海外旅行用eSIMの理解不足が、さまざまなトラブルを引き起こす原因となります。正しい知識と賢いeSIMの選び方をしたい方は、ぜひ最後まで読んでください!

海外旅行用eSIMは前もって日本で設定しよう!

 eSIM設定の最初のステップは、QRコードを端末へインストールすること。インストールにはインターネット環境が必要です。インターネット環境があれば渡航先でもQRコードのインストールはもちろんOK。

 ですが、渡航した国によってインターネット環境が不安定な場合があります。インターネット環境が不安定なところでQRコードのインストールする場合、インストールに時間がかかったり、うまくインストールできないなどのトラブルにつながる恐れがあります。 渡航先で困らないよう、インストールは日本で済ませ、現地に到着後、通信を切り替える手順で行うのがベストです。ただし、QRコードのインストールから開通(利用開始)となるプランもあるため、eSIMの商品説明欄をしっかり確認しておくことが大切です。

2つのパターンが存在!海外旅行用eSIMの開通タイミング

  1. タイミング1:現地の電波を受信したタイミング
  2. タイミング2:QRコードをインストールしたタイミング

意外と知られていないのが、海外旅行用eSIMの開通タイミング。利用するeSIMのタイプによって開通開始のタイミングが異なるため注意が必要です。

タイミング1:現地の電波を受信したタイミング

 ほとんどのeSIMがこちらのタイプ。渡航後、回線の切り替えが済み、現地の電波を受信してから開通がスタートします。つまり、日本でQRコードをインストールしても利用開始とはなりません。事前設定が日本でできるため、設定に不安がある方はこちらのタイプのeSIMをおすすめします。

タイミング2:QRコードをインストールしたタイミング

 ごく稀にあるのがこちらのタイプ。QRコードを端末へインストールしたタイミングから利用開始となります。こちらのタイプを渡航前日にインストールした場合、フライト時間も合わせると1日以上、利用日数を消化したことになり、eSIMの無駄使いに。

海外旅行用eSIMの1日のリセット時間は接続から24時間?

  1. 1日のリセット時間:接続から24時間のタイプ
  2. 1日のリセット時間:1日のリセット時間が決まっているタイプ

 海外旅行用eSIMの1日の計算方法は、接続から24時間を1日とカウントするタイプのものだけだと思っていませんか? 実はもう1パターンが存在するんです。正しい1日のリセット時間を理解していないと、渡航中にeSIMが終了するなどのトラブルにつながります。1日のリセット時間を把握し、あなたにあった正しい日数を購入できるようお手伝いします!

1日のリセット時間:接続から24時間の場合

 日数の計算が簡単なタイプ。接続から24時間を1日と計算するため、滞在する日数から逆算すれば必要なeSIMの利用日数を出すことが可能です。到着時間に左右されず、到着から24時間を1日と換算するため、一切の無駄がありません。

(例)韓国3日間プランを購入
開通    :4月1日22時00分
1日目の終了:4月2日21時59分
2日目の終了:4月3日21時59分
プラン終了 :4月4日21時59分

1日のリセット時間:1日のリセット時間が決まっているタイプ

 一部のeSIMにあるタイプ。開通開始から日本時間の午前23時59分までを「1日目」としてカウントする、などのとても複雑なタイプが存在します。リセットの基準国は必ずしも渡航先とは限らないため注意が必要です。時差の大きな国では、必要となる利用日数を計算するのが非常に大変です。また、到着時刻によっては1時間もせず1日目が終了してしまうなんてことも。デメリットが多いように感じますが、このタイプの最大のメリットは価格の安さにあります。

(例)韓国3日間プランを購入、リセット時間の基準国が日本の場合
開通    :4月1日22時00分(日本時間)
1日目の終了:4月1日23時59分(日本時間)到着からわずか2時間で1日分を消化
1日目の終了:4月2日24時59分(日本時間)
プラン終了 :4月3日24時59分(日本時間)

海外旅行用eSIMで知らないと損する5つのポイント

その海外旅行用eSIMの使い方、損していませんか?

 せっかくお手ごろな価格でゲットしたeSIMも、開通開始のタイミングや1日のリセット時間の認識の間違いなどで大きく損をする可能性があります。手軽に利用できるアイテムだからこそ、損をしないための注意点を抑えてきたいですね。


  1. eSIM再購入の可能性
  2. 主回線のオフを忘れて高額請求
  3. 利用開始前に開通がスタート
  4. 帰国前にeSIMがストップ
  5. データ容量のリセット時間の存在

1.eSIM再購入の可能性

 eSIMを再購入した経験のある方は、意外といらっしゃるのではないでしょうか。設定を最初からやり直そうと端末からeSIMを削除したことにより、再購入の事態になったのではないかと予想できます。「未使用なのに!?」と思う方もいらっしゃると思いますが、製品の性質上、eSIMの再発行は行えないことがほとんどです。eSIMの利用で特に気をつけたいポイントです。また、有効期限切れのeSIMは端末へインストールすることができません。つまり、未使用であっても有効期限切れのeSIMは利用できないということです。その場合も、再度eSIMを購入する必要があるため、本来よりも2倍の出費となってしまいます、、、。

(対策案)安易にeSIMを削除するのは止めましょう。eSIMの有効期限を確認するとより良いです。

2.主回線のオフを忘れて高額請求

 主回線(日本の回線)はオフにしていますか? eSIMへの切り替えを忘れ、主回線のまま海外でインターネットを利用すると契約中のキャリアより海外で利用した分の請求が上がってきます。(※基本、回線の切り替え後、主回線のデータローミングがオフであれば問題ありません)

(対策案)着陸後、主回線の利用がない場合は、回線ごとオフにすると安心です。

3.利用開始前に開通がスタート

 開通開始のタイミングを理解していますか? 開通開始のタイミングには2パターン存在します。QRコードを端末へインストールするタイプと、現地の電波を受信してからスタートするタイプ。前者タイプのeSIMを購入した場合は、日本で利用開始とならないよう、渡航先で設定を行いましょう。

(対策案)商品説明欄にて開通開始のタイミングを確認。eSIMの設定に不安な方は、日本国内での設定が推奨されるため、現地の電波を受信してから開始となるタイプを選択しましょう。

4.帰国前にeSIMがストップ

 「1日のリセット時間」にeSIMの大きな落とし穴があります。1日のリセット時間のタイプには、接続から24時間を1日とカウントするタイプと1日のリセット時間が決まっている2つのタイプがあります。さらに後者のタイプは、リセット時間の基準国が渡航先でないケースがほとんどのため、基準国の確認と利用日数の計算が非常に大切です。接続から24時間を1日とカウントするタイプだと思って購入したeSIMが、実は後者タイプだったという場合は、帰国前にeSIMが止まってしまう危険性があります。

(対応策)1日のリセット時間のタイプを確認。1日のリセット時間の考え方に不安な方は前者を選択し、少しでも節約したい方は後者を選択するのが良いでしょう。

5.データ容量のリセット時間の存在

 海外旅行用eSIMには、1日のリセット時間だけではなく、データ容量にもリセット時間が決まっている場合があります。1日1GBなど、データ容量に制限のあるプランでは、1日のリセット時間は接続から24時間でも、データ容量のリセット時間は日本時間の深夜01時59分に行われる、などといった複雑なケースが存在します。プランの仕様をしっかりと理解していないと大きな損へとつながります

(対応策)とにかく安い海外旅行用eSIMのプランは、1日のリセット時間とデータ容量のリセット時間が異なる場合があります。安いプランはeSIMの仕様欄をしっかりと確認しましょう。

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